漫画上達

漫画家になる方法②〜ジャンル・ターゲット・テーマを決める〜

こんにちうぇーい!!(こんにちは)どーもわっしょいです!

①で漫画家になる基本のステップを学んだあなた。今回は実際に漫画を描く上での重要なポイントをお話しします(―○ω○)ก クイッ

まず

漫画のジャンルを決める

決まってる人は読まないでいいです

王道バトル

多くの人は王道バトル漫画を描きたいと思うでしょう。なぜなら、ドラゴンボールやONE PIECEなど日本で有名な作品はほとんど王道バトル漫画だからです。僕も王道バトル漫画を描こうとしています(12月末までのGカップBURSTというギャグ漫画賞には出す予定)。このジャンルは当たれば大ヒットしやすく、しかし目指す人が多いので競争率が高くヒットするのは難しい印象です。

ギャグ

キャラクターの個性が読者に伝わりやすいため一度人気が出ると持続しやすいジャンルです。こち亀とかね。(200巻)でも努力工夫なしには続くことは不可能です。(持続するとかの知識はバクマンで得ました笑)(キャラの個性が伝わると人気が出る理由は後で説明します)銀魂などギャグとバトルを半々くらいで混ぜた作品もあります。僕は銀魂といぬまるだしっが大好きです。

スポーツ

スポーツもある意味バトルですから、少年たちが熱中しやすいです。同じスポーツの部活をやっている子たちなんかは普段漫画を読まない子でもハマってるのを見かけますよね。スポーツはだいたい漫画雑誌に多くて3作品くらいしか掲載されません。そして同じ雑誌で同じスポーツ漫画をやることは滅多にないので(黒子のバスケとフープメンとかね)、時期によっては自分の描きたい漫画が描けなかったり、やったことのないスポーツ漫画を描いてと編集部に言われることもあると思います。(スポーツのブームに合わせて漫画をスタートするときもあります。2019年のビーストチルドレンとか(この年はラグビーワールドカップ)。基本的に売れているスポーツ漫画は作者がその部活の経験者であることが多い様に思います(ハイキューとかスラムダンク、テニスの王子様など)。ただ経験者でもないにも関わらずヒットさせた方もいるので(アイシールド21原作の稲垣理一郎先生)経験の有無にこだわる必要はないでしょう。王道バトル漫画に人気が負けるかというとそうではありません。ドラゴンボールとスラムダンクは二大巨頭としてジャンルの黄金時代を築いていました。ハイキューも現在ジャンプで3番目くらいに人気があります。(2019年11月)

推理もの

こちらはサンデー作品が多い印象がありますね。金田一少年の事件簿やコナンなど大ヒット漫画が長く続いていたので、推理好きな読者層がサンデーに多いこともその要因でしょう。(コナンは約25周年!!)他の漫画雑誌のではあまり有名なのを聞きませんね。初まってもすぐに終わってしまうことが多いです(ジャンプの学糾法廷など)。コナンは推理以外に恋愛、科学、友情、アクション、バトルなど様々なジャンルをほどよいバランスで提供しているため、推理好き以外にも子供から大人までファン層が広いです。(実際やるにはすごく難しい)

約束のネバーランドもここかなぁ。

デスノートは悪魔が出てきますが下のダークファンタジーというよりどちらかというと推理ものよりですかね

ダークファンタジー

妖怪、悪魔、呪いなどがメインの作品はバトル漫画であっても怖く、暗い印象を強く与えるのでダークファンタジーと呼ばれたりします。このジャンルも人気がありますが、世界観が暗くなりすぎることがあるため注意が必要です。(なぜ注意が必要かは後で説明)

テーマや内容によってバトル漫画だったりホラーだったりします。

ボードゲーム(将棋、囲碁、チェスなど)

ヒカルの碁やジャンプで連載中のふたりの太星などですね。ヒカルの碁は平安貴族と絡めたストーリーで、作画も小畑健先生の美麗な絵だったりとかなり人気が出ました。主人公が小学生だったので親近感が湧きやすく、ルールを読者が1から理解していける作りになっていました。ボードゲームは試合中は特に動きが少ないので、漫画にするにはかなり工夫が必要です。ふたりの太星はギャグ色つよめで、将棋が分からなくてもギャグ漫画としてかなり面白いです。最初はそんなにギャグっぽくなかったので、路線変更してるんですかね、個人的に今のジャンプで呪術廻戦の次に推してるんで非常にどうなるのか気になります。

頭脳戦

ボードゲームと似ているのですが、区別します。こちらはなにかの勝敗を競うというより、騙し合いが面白いジャンルです。カイジやライアーゲームや、賭ケグルイなどトランプゲームを扱うことが多い気がします。不利な状況からルールの裏をついた方法で大逆転するところとかが魅力です。推理もの同様そのミステリーやゲームを考え、主人公の見せ場も考える必要があるためかなり技術とセンスが必要です。元々そういうを見たり考えたりすることが得意な人が漫画を描いている印象があります。上に書いた3作品はいずれもアニメ化やドラマ化、映画化など多数メディアミックスしており、ヒットすればそこまではほぼ確実でしょう。

恋愛もの

ニセコイやいちご100%、ToLOVEる、少女漫画だと君に届け、アオハライド、俺物語、花より男子など数が多いです。ジャンプ系恋愛漫画はエッチなシーンが少なからず出てくる印象です。少女漫画はめちゃくちゃ数が多く、僕もあまり知らないので、語りません笑ただ、読者の興味を引くようなテーマを一つ主軸に添えていたりします。主人公がかわいそうな過去を持っていたり、花より男子だと主人公が貧乏で男がお金持ちだったりです。ジャンプだとちょっとでもエッチなシーンがあれば少年たちは食いつきまくるので(僕もそうでした笑)編集部的にもそういう方向に勧めているのでしょう。(まず漫画家は基本的に変態)少年漫画だと共感を得るために主人公は男。少女漫画だと主人公は女が多いです。

グルメ漫画

食戟のソーマや美味しんぼ、包丁人あじへいなど数は意外と多いです。ただ料理が美味しそうと思える必要があるので、かなりの画力と、料理に対する知識が必要です。食事は誰でもするので非常に共感性が高く、興味を持ちやすいのでいいジャンルですよね。(食戟のソーマはエロいっ!!)

その他

アクタージュ

アクタージュは演劇です。演劇が題材の漫画が少ないのでかなり難しいと思います。でもめちゃくちゃ面白いので本当にすごいと思います。

結局どのジャンルがいいか

まずは好きなジャンルでいいと思います。ジャンルを変えたりして連載を狙っていくのは読切で漫画賞を受賞し、連載ネームを考えるようになってからでいいと思います。自分の好きなものへの熱量は必ず読者にも伝わるので、自分のやりたいジャンルで連載とれそうにないとか挑戦してみたい!とかじゃない限り自分が好きなジャンルの中で工夫すればいいと思います。一旦連載が始まり、ジャンルを変えたくなれば、変えればいいんです。(人気が落ちなければ)ドラゴンボールとか家庭教師ヒットマンリボーンとかもギャグから王道バトルへ路線変更してますよね。幽☆遊☆白書は最初から変えると宣言していました。(ギャグで最初はまったりやったほうが漫画の設定をゆっくり自然に伝えることができるんですよね。)

そして

ぶっちゃけジャンル決めなくてもいいです

ジャンルを先に決めても決めなくても

好きな漫画を描けばそれはいずれかのジャンルにあてはまります。NARUTOだったら忍者、ハイキューだったらバレーとか、描くテーマを決まったならジャンルは気にする必要はありません。ただ、ジャンルを決めておくと、漫画の方向性が決まるので、物語で大事な部分はなにか、というのをブレずに描き進めることができます。

載りたい雑誌、対象年齢層を決める

僕だったらジャンプで少年向けです。雑誌を決めると必然的に最も多い年齢層が決まりますから、結構重要なポイントです。もちろん幅広い年齢層に支持されることは大事なのですが、それは連載を続ける中で徐々に広がっていくものだと思います。

少年だったらバトルが好き、大人だったら人情劇や伏線、マイナージャンルが好きなど好みが分かれるので、ターゲット層を決めておくと人気が出やすいです。そしてそのターゲット層読者が多い雑誌を狙うとさらに人気が出やすいです。

こちらも決める必要がないといえばないポイントです。連載をしていく上で思わぬ層から人気が出たりして路線変更なんてこともあるので、考えすぎても漫画の幅を狭めるのかもしれません。(ジャンルよりは考える必要があると思う。)

ただ、漫画家を目指しているからにはだいたい好きな漫画家や漫画があって、そういう漫画が多く載っている雑誌、毎週読んでいる雑誌などあると思うので、素直にその雑誌を目指せばいいかと思います。自分の描く漫画も自然とそこに適した漫画になっていることが多いと思います。

雑誌に特にこだわりがなく、とにかく漫画家になりたい!という人は雑誌を絞らず、描いた漫画をいろんな編集部に持ち込んだりする人もいます。その方がデビューできる確率が高いですからね。

僕はジャンプを目指していて、ジャンプは日本で一番売れている漫画雑誌だと思うので、連載が始まればたくさんの人に目につく、ということでジャンプ一筋でやっています。持ち込みや投稿もジャンプだけに絞っています。複数に応募している人を否定はしません。これはそれぞれの戦略ですから。

テーマを決める

ジャンルが決まり、雑誌とターゲット層が決まりましたね。あとはテーマを考えましょう。テーマほどになるとそれだけで漫画の人気を左右するので決めるのが難しいです。テーマというのは言い換えると題材です。NARUTOだったら忍者、ONE PIECEだったら海賊、BLEACHだったら死神、テニスの王子様ならテニスです。スポーツの種類はほぼイコールテーマです。なのでスポーツと同じようにテーマは同じ雑誌でかぶることはほとんどありません。人気が2つ3つに分かれるからです。自分が描きたいものがかぶっていて、すでにある同じテーマの連載作品を打ち負かしていくか、方向性の違いを強調することなしには連載を続けられない茨の道です。

ジャンプ以外だとそうでもないのかもしれませんが、例えばNARUTOだったら火影を目指す派手な見た目のチャクラを持つ少年が主人公です。これは普通の武家に雇われる暗殺をなりわいとする忍者とは違いますよね。つまり大元のテーマが同じでも出来上がる漫画はかなり違ってくるということです。フェアリーテイルは魔導士、ブラッククローバーは魔道士が登場します。

どちらも実質魔法使いですが、フェアリーテイルはギルドというホームがあったり、主人公はドラゴンスレイヤーだったり、イグニールというドラゴンに会うという目的があります。

ブラッククローバーは主人公に魔力がなく剣で戦いそして魔法帝を目指しています。

…全然違いますよね?だからそういうオリジナリティがあれば完全にはかぶらないので上手く棲み分けできる可能性があります。(王道バトルで被ったというだけでも票を分けることになるので完全に別の読者層からの支持を得るということにはならないでしょう)

つまり

好きなものをテーマにまず描いてみましょう。連載中の作品とかぶっていても構いません。ただ、忍者だとしたらそのまま忍者のことを描くとただの歴史漫画のようになってしまいますので、必ずオリジナリティを含めるようにしたほうがいいでしょう。

テーマが思いつかなければ、「超絶美少女がストーカーと超絶バトルをする話」とか話の展開をテーマとしてもいいでしょう。別に職業とかよくあるファンタジーのジャンルとかじゃなくても構いません。

テーマはなかなか決まらないものです。1作品も描いたことのない人はパッと思いついたテーマでまずは描いてみましょう。実力のある漫画家ならそんなテキトーに決めたテーマでも人が感動するような話を作ることができます。

テーマが決まれば次は話の展開を考えてみましょう。

ABOUT ME
wasshoi
wasshoi
芸術大学に通っているジャンプの漫画家志望。一度だけ集英社に持ち込みをしたことがある。漫画家になる過程やノウハウをメインに書いていくつもり。東京大学を目指していた時期があり、ざっくり勉強のやり方が分かったのでその辺も書いていきたい。一番好きな漫画はNARUTO。ジャンプ系で2000年以降の有名な漫画ならだいたい読んでいる。好きな女性は白石麻衣さん(ガチで恋をしている)。そして乃木オタ。握手会もいく。音楽はNARUTOやBLEACH・銀魂・ONE PIECE・フェアリーテイルなどのアニソン、UVERworld、KEYTALK、乃木坂46、アジカン、きゃりーぱみゅぱみゅ、オレンジレンジ、ももクロ、カナブーン、嵐、関ジャニ、NEWS、KAT-TUN、T.M.Revolutionなどが好き。要するに浅く広く好き(上のアニソンは深い)。趣味は散歩と散輪。