漫画上達

読切漫画の著作権は誰に?ブログやLINEスタンプにしていいの?

こんにちは!わっしょいです!

漫画家を目指して読切を描いているのですが、自分の書いた読切漫画(1話完結の漫画)のキャラクターをこのブログに載せたり、LINEスタンプなどにして販売できるのでしょうか?

私は主にJ新世界漫画賞と、手塚賞に作品を投稿していく予定なのでその2つの応募のきまりを見てみましょう

J新世界漫画賞

J新世界漫画賞のページを見ると

なお、受賞作品の出版権、上映・上演権、映像化権等諸権利は集英社に帰属するものとします。

引用元:https://www.shonenjump.com/j/mangasho/shinsekai/

と書かれています。

手塚賞

手塚賞のページでも

なお、受賞作品の出版権、上映・上演権、映像化権等諸権利は集英社に帰属します。

引用元:https://www.shonenjump.com/j/mangasho/teaka.html

同じ文が書かれています。

つまり投稿した作品が受賞すればこの権利が集英社に帰属することになり、集英社の許可を得ることなく自分自身でその作品を出版、上映・上演、映像化することはできなくなるということです。

出版権

ではブログにのせるという行為は出版権の範囲に含まれるのでしょうか。

こちらのコミックDAYSさんのサイトに

著作権はマナブくんがマンガを描いたら自然に発生する権利だけど、出版権はマナブくんと出版社の契約に基づいて設定される権利。単行本を出版・流通させるために必要な「複製権」「譲渡権」「公衆送信権」といった著作権の一部をセットにして、期限付きで出版社に預ける契約で発生する権利ね。電子だけに絞って預ければ「電子出版権」。出版社に契約期間、その作品を独占的に出版する権利を与えるのと同時に、出版の義務を負ってもらうの。

引用元: https://comic-days.com/blog/entry/2017/11/16/111500と書かれており

さらにこのサイトの下の方には日本書籍出版協会が用意しているヒナ型のリンクが貼られています。(あくまで基本形なので会社によっては違う可能性もあります)

第3条(甲の利用制限)

(1) 甲は、本契約の有効期間中、本著作物の全部または一部と同一もしくは明らかに類似すると認めら れる内容の著作物および同一題号の著作物について、前条に定める方法による出版利用を、自ら行 わず、かつ第三者をして行わせない。

(2) 前項にかかわらず、甲が本著作物の全部または一部を、甲自らのホームページ(ブログ、メールマ ガジン等を含む。また甲が所属する組織が運営するもの、あるいは他の学会、官公庁、研究機関、 情報リポジトリ等が運営するものを含む)において利用しようとする場合には、甲は事前に乙に通 知し、乙の同意を得なければならない。

(3) 甲が、本契約の有効期間中に、本著作物を著作者の全集・著作集等に収録して出版する場合には、 甲は事前に乙に通知し、乙の同意を得なければならない。

引用元:http://www.jbpa.or.jp/pdf/publication/hinagata2015-1.pdf

ここにはこう書かれていて、つまりブログに載せる場合は出版権を持っている出版社に事前に許可を得てからでないと載せられないということですね。

世の中には載せた後で通知して仕方なく許可をもらう、というケースもあるでしょうが、ルール的にもマナー的にも許可を取る必要がありそうです。

許可を取らずに載せて、裁判を起こされても文句は言えないということです。

受賞しなければ許可はいらない

先ほどの応募の決まりの文をひっくり返せばこういうことですから、受賞しなければいいんです。(かといってブログに載せるために受賞しないような漫)画を描こうとしないでください笑)

個人的には

キャラをブログに載せると沢山の人の目に入ります。だから、パクられたりインスピレーションのきっかけや一部にされても仕方ないと思っているので、自分の作品を守りたいという人は載せないほうがいいでしょう。

私みたいにブログで稼ぐために仕方なくキャラを使うという目的がある場合はありますが、それでもせっかく読み切り漫画描いたなら全ページ載せるなどという暴挙はせずに、有名作家になったあと単行本の最後に載せてもらったり短編集でまとめてもらうということを目指したほうがいいと思います。

ブログにのせてもそうなる可能性はありますが、ブログで見れるから売り上げ少しは下がるでしょうし、やめたほうがいいと思います。

注意

これはジャンプのこの2つの賞に限った話です。他の漫画賞や出版社に応募するときはその都度著作権の規定を確認してください。

ちなみにブログに引用していいのか

ここまで引用めちゃくちゃしたので気になりました。

調べたら「WEBマスターの手帳」さんにはこう書かれています

  • 引用する資料等は既に公表されているものであること
  • 「公正な慣行」に合致すること
  • 報道、批評、研究などのための「正当な範囲内」であること
  • 引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること
    • カギ括弧などにより「引用部分」が明確になっていること
    • 引用を行う必然性があること
    • 出所の明示が必要なこと(複製以外はその慣行があるとき)

    引用元:https://www.google.co.jp/amp/s/homepage-reborn.com/2016/12/08/%25E8%2591%2597%25E4%25BD%259C%25E6%25A8%25A9%25E4%25BE%25B5%25E5%25AE%25B3%25E3%2581%2597%25E3%2581%25AA%25E3%2581%2584%25EF%25BC%2581%25E3%2583%2596%25E3%2583%25AD%25E3%2582%25B0%25E3%2581%25A7%25E3%2581%25AE%25E6%25AD%25A3%25E3%2581%2597%25E3%2581%2584%25E5%25BC%2595%25E7%2594%25A8%25E3%2581%25A8%25E8%25BB%25A2%25E8%25BC%2589/amp/

    よって今まで引用は大丈夫そうです(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

    LINEスタンプにつかえるのか

    今までの情報からいくと、LINEスタンプに受賞作品のキャラを使うのには集英社の許可がいることになります。逆も然りです。

    ではいざLINEスタンプに自分の読切のキャラクターを乗せるとき、気になりませんか?そのキャラクターの著作権は誰が持っているのでしょうか。ヒラノートさんによると、

    LINEスタンプは『利用権を許諾する』という方式をとっています。

    引用元:https://utsusapuri.com/linestamp/

    正確か確かめるために

    LINE Creators Market利用規約を確かめてみました。

    8.9. クリエイターは、本サービスを実際に利用することにより、当社に対し、本規約に定める範囲において本素材および本コンテンツを利用する権利(複製、翻訳、翻案、改変または公衆送信する権利を含みます。またこれらの権利を第三者に再許諾する権利を含みます。)を許諾したこととなり、当社はかかる利用権を取得します。また、クリエイターは、本素材および本コンテンツに関する著作者人格権を当社または当社の指定する第三者による上記範囲での利用に対しては行使しないことに同意したこととなります。

    引用元:https://creator.line.me/ja/terms/

    と書かれておりヒラノートさんの言う通りということがわかりました。この規約の他の部分を読むとわかりますが、スタンプを出した後はスタンプの販売の方法を変更したりすることなどについてはLINE側に権利があるようなので、そこは間違えないようにしてください。

  • この記事のまとめ

    • 受賞した読切漫画のキャラをブログやLINEスタンプに載せるときは集英社の許可がいる
      受賞してない場合は許可はいらないし著作権は全て自分にある。
      LINEスタンプにするとき著作権は自分にある
  • ということがわかりました!!
  • 長くて硬めな文章最後まで読んでいただきありがとうございました!
  • 顔文字一回しか使ってへん笑
  • ワッショイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワッショイ(2回目)
  • ABOUT ME
    wasshoi
    wasshoi
    芸術大学に通っているジャンプの漫画家志望。一度だけ集英社に持ち込みをしたことがある。漫画家になる過程やノウハウをメインに書いていくつもり。東京大学を目指していた時期があり、ざっくり勉強のやり方が分かったのでその辺も書いていきたい。一番好きな漫画はNARUTO。ジャンプ系で2000年以降の有名な漫画ならだいたい読んでいる。好きな女性は白石麻衣さん(ガチで恋をしている)。そして乃木オタ。握手会もいく。音楽はNARUTOやBLEACH・銀魂・ONE PIECE・フェアリーテイルなどのアニソン、UVERworld、KEYTALK、乃木坂46、アジカン、きゃりーぱみゅぱみゅ、オレンジレンジ、ももクロ、カナブーン、嵐、関ジャニ、NEWS、KAT-TUN、T.M.Revolutionなどが好き。要するに浅く広く好き(上のアニソンは深い)。趣味は散歩と散輪。